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バルブや圧力調整器を選定する際、使用可能圧力や使用可能温度範囲と共に「Cv値」も重要な要素です。
「Cv値」とは、バルブの出入り口の差圧が1psi(0.007MPa)として華氏60度(15.6℃)の水を流した時の流量をUSガロン/minで表した流量係数です。
数値が大きいほど多くの流量が取れるバルブとなります。
流量が充分に取れないと、減圧弁だと調整圧力不足になったり、背圧弁だと逆に設定圧力以上に圧力が保持されてしまいます。
と言って大きすぎるCv値の圧力調整器を選定すると、圧力の調整が大雑把になってしまう可能性が大きくなります。
使用したい流量に適したCv値の機器を選ばなくてはなりません。
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