Techmation

テクメイション通信Vol.009

おはようございます!株式会社テクメイションです。

先日ある薬局で面白いフリーペーパーをもらいました。仕事とは関係ないのですが、ネットでも見られるようなのでご紹介します。

ヘルスグラフィックマガジン「食中毒」

私もこんなセンスを身につけたいです。

今回も流体制御をテーマにお役立ち情報をお届けします。
どうぞよろしくお願いいたします。

(本日の担当:落石)

今回のもくじ

1.【製品紹介】アクチュエーター内蔵でコンパクトなエア駆動弁 VAシリーズ

2. 編集後記

1. アクチュエーター内蔵でコンパクトなエア駆動弁 VAシリーズ

TESCOM社では製品開発のために高圧ガスを用いた社内テストを行なっています。
効率的なテストを行なうためには使いやすく、信頼性、耐久性の高いON/OFFバルブが不可欠です。

TESCOMはあらゆるバルブメーカーの製品を実際にテストしました。
しかしTESCOMの高い要求項目を満足させるバルブは存在しませんでした。

TESCOMの要求を満足できるものはTESCOMで作るしかない。
これが結論でした。
このプロジェクトによって生み出されたのが、減圧弁のノウハウを詰め込んだエア駆動弁、VAシリーズです。

VAバルブの特徴

減圧弁で実績のあるバランス型ステムと樹脂シートの採用で以下のようなメリットが生まれました。

  • エアアクチュエーター内蔵で直径57mm、高さ81mmのコンパクトボディにもかかわらず、68MPaで使用可能です。
  • 樹脂シートとテーパー型ステムの組み合わせは確実なシールを行ないます。
  • 一般的なボールバルブの寿命が1~2万サイクルに対し、24万サイクルの高耐久性を実現しました。
  • バランス型ステムのおかげで最低駆動圧0.42MPaで動作可能です。
  • 50msの高速応答性も実現しました。
VAシリーズ英文カタログ

KHK(高圧ガス保安法)対応について

対応可能です。
しかしカタログ上の最大使用圧力は10,000psi(68.9MPa)、破壊圧400%ですが、高圧ガス保安法の計算に従うと残念ながら34MPaまでしか認定が取れません。
ほぼ同サイズで高圧ガス保安法に対応したメーカー認定品モデル(48.9MPa)もご用意しています。

48.98MPa高圧ガス認定対応VAバルブ

また、個別認定になりますが、103.4MPaまで対応したモデルもございます。

詳しくは担当営業にお問い合わせください。

アメリカでの使用事例

ある自動車メーカーではガススプリング生産ラインの検査装置に大量のエア駆動式ボールバルブを使用していました。

検査機器は一年中24時間稼働しており、従来のバルブでは約2ヶ月に1度の頻度でメンテナンスが必要でした。
このメンテナンスによる時間とコストが収益性の悪化に大きく影響していたのです。

置き換え品としてエア駆動式のニードルバルブが候補に上がりましたが、アクチュエーターが巨大で現状のスペースに納まりません。

コンパクトなVAシリーズを採用したことでスペースの問題を解決しました。
メンテナンス回数が激減し、検査機器のダウンタイムを大きく改善することに成功しました。

編集後記

今回のメールマガジンはいかがでしたか。 

VAシリーズは高圧で使えるエア駆動バルブとしてはかなりのコンパクトサイズです。密集して設置することで装置全体を小さくすることも可能です。

私個人はとても好きな製品のひとつです。

ひとつだけ、増し締めができないという欠点がありますが、それを上回るメリットを持っていると考えています。

ぜひ使ってみてください。

次回もよろしくお願いいたします。

発行元:株式会社テクメイション 東日本営業1グループ
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