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以上がTESCOM社で規定している「バブルタイト」です。
このような検査方法は米国の規格でも定められています。
TESCOM社ではANSI/FCI 70-2およびCGA E-4を参照しています。
ANSI/FCI 70-2は米国国家規格協会が定めるコントロールバルブのシートリークの基準です。
CGA 4-Eは米国高圧ガス協会の定める圧力調整器の規格で、その中でシートリークおよび外部リークについて言及しています。
どちらも一定時間内でどれだけのバブルが発生するかでリークレートを規定しています。
CGA 4-Eでは3×10-3cc/min以下のシール性に相当するとしています。
ちなみにダイアフラム式減圧弁は外部リークを「バブルタイト」ではなくヘリウムリークテストで行なっています。メタルシールのため、2×10-8cc/sec以下と段違いの気密性を持っています(シートリークはピストン式と同じく「バブルタイト」です)。
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