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ロードスプリングが無くても、大気圧(オレンジ色の矢印)の力がかかっています。
この時、ダイヤフラムの下側(二次室)も大気圧力であれば上下の力はバランスします。
つまり負荷がかかっていないのではなく、上下から大気圧力で押されていてバランスしているという状態です。
よって真空ポンプで二次側を負圧にしてしまうとダイヤフラムが大気圧で押し下げられてしまい流路が開いてしまうのです。
一方、絶対圧力用減圧弁ではハンドルフリーの状態では二次側から真空ポンプで引っ張ってもガスが二次側に流れることは無く、通常の減圧弁のようにハンドル操作で圧力を制御することができます。
絶対圧用減圧弁ではダイヤフラムの下部にバイアススプリングというものが入っています。
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