Techmation

テクメイション通信Vol.028

おはようございます!株式会社テクメイションです。

韓国の某アイドルグループの3日間での興行収入が100億円を突破したそうです。
これはイベント興行としては過去最高だそうですが、その興行収入のうち現地でのライブの売上は10%未満でそれ以外は世界中の映画館でのライブビューイングおよび配信会社のオンライン視聴だったことに驚きました。

今更ながら様々な分野で新しい波が押し寄せていることを実感しました。他人事と思わず自分の関わる分野でも新しい技術への感度を高めていきたいものです。

今回も流体制御をテーマにお役立ち情報をお届けします。
どうぞよろしくお願いいたします。

(本日の担当:大川原)

これまでバックナンバーはこちらからご覧になれます。

テクメイション通信バックナンバー

今回のもくじ

1.【製品紹介】エア駆動三方バルブ「VT」シリーズ

2. 編集後記

エア駆動三方バルブ「VT」シリーズ

以前にご紹介したエア駆動バルブ「VA」シリーズは非常に小型にもかかわらず、68.9MPaまで制御できることでご好評をいただいています。

エア駆動弁VAシリーズ

こちらを三方バルブ化したものが今回紹介する「VT」シリーズです。

VT正面写真

最高使用圧力はVAと同じく68.9MPa(10,000psi)です。使用温度条件もVAバルブと同一です。

外径もVAバルブと同じく約57mmです。高さはVAバルブが約81mmに対して約124mmと50%しか増えていません。
設置面積は同じなのでVAバルブから置き換えるのも比較的簡単です。

VTバルブ寸法図

VTバルブはノーマルオープン(NO)とノーマルクローズ(NC)のVAバルブふたつを組み合わせた構造になっています。

VTバルブ等価図

上図がVAバルブで置き換えた等価フロー図です。ふたつのバルブは同じ計装エア源でコントロールされています。

計装エアが入っていない状態だとPORT2と3が導通し、PORT1は閉じています。

VT内部フロー

計装エアを入れるとPORT2と1が導通し、PORT3が閉じます。

VT内部フロー

つまりPORT2が共通ポートとなります。
流す方向に制限はありませんので、共通ポートから二方向に流体を振り分けることもできますし、逆に二種類の流体を切り替えて共通ポートに流すこともできます。

他にも下記のようなフローでサイクル試験を簡単に実行することができます。

サイクル試験フロー

ER5000と組み合わせても面白そうですね。

ご興味がおありでしたらお気軽にお問合せください。

編集後記

今回のメールマガジンはいかがでしたか。 

このVTバルブにはひとつ注意点があり、PORT1とPORT3の両方を同時に閉めることができません。この点のみご留意ください。

次回もよろしくお願いいたします。

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